妙典歯科ブログ

インビザラインにおける抜歯・非抜歯の基準に関しての考察

2017年6月6日

この内容はまだ確立されたものではないが、多くのインビザラインドクターが直面する

 

「この場合、7番を遠心移動して非抜歯でいくべきなのか?」や「そもそもクリンチェックでこちらの指示が無ければ全て非抜歯による計画作成となるが、果たしてそれで本当にいいのか?」「まだ明確なアライナー矯正に関する著書も少なく、個人で抜歯・非抜歯を判断するには躊躇するが、相談する人がいない」など様々な場面で役立つことを期待して記す。

 

しかしながら、最終判断は各インビザラインドクターの判断によるものであることも忘れないで頂きたい。

 

前置きはこのくらいにして、早速内容に入る。

 

「インビザラインでの EXT or 非EXT 基準」

①まずは非EXTでインビザラインフルでクリンチェックを製作する。(大切!!抜歯ありきで考えない!!)

②インビザラインの特徴を全て使った治療計画を作る。

1、IPRでも 0.5mm × 10箇所くらいスペース確保できる。すなわち小臼歯1本分は確保可能。

2、上顎 4mm 、下顎 3mm 遠心移動出来る。(場合によって上顎 7mm 以上遠心移動したケースあり)

3、犬歯間において最大で 1mm の歯列拡大が可能。

 

上記の内容は全てワイヤー矯正では不可能。1、はワイヤーで出来るという人もいるがそれは叢生のキツイ部分の隣接面をなんとなく削合しているだけ。トゥースサイズレシオなんて考えていない。

 

遠心移動は他の固定源がないと不可能。

 

(もちろん、多くの批判、場合によっては8~9割程度の批判があるっことも承知の上で記す)

もし上記の事を全て行って、それでも小臼歯1本分のスペース動かさなければならないのであれば EXT する。

 

 

◎どの歯を抜くと難しい治療となるか?

 

易  ①側切歯

 

↓   ②第1小臼歯

 

↓     ③第2小臼歯

 

難  ④大臼歯

 

※基本的に EXT して全てのスペース(0.1mmでも)使い切ることはありえない。20年矯正治療行ってもそれは1症例くらいであろう。必ず少し持て余してしまう。非EXT!!

 

 

本日はここまでの内容とする。次回はインビザラインにおける EXT した際の注意点およびアライナーに付与できるバイトランプ、パワーリッジに関して、セットアップ模型とクリンチェックの違い(歯にかかるフォースを診ている)、アタッチメントの付与に関してを記述する。

 

 

この内容が少しでもインビザラインドクターの助けとなれれば幸いである。

 

 

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